書評

【書評】グッと書きやすくなる!『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

 

ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が書いたライティング本、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』についてご紹介します。

 

正直にいうと、目新しさはありません。他のライティング本にも書いてあることが多いです。

それでも、読む価値は十分にあります。すでに他の本を読んだことがある人にも、オススメできます。

 

その理由は、「分かりやすい、独自の説明」にあります。

たとえば後で紹介する「主張:理由:事実」を、「論理のマトリョーシカ人形」と名付けています。

こういった「たとえ」が秀逸なため、その後ずっと記憶に残りつづけるのです。

 

他にも、「序論 本論 結論」は、あらゆる本に書かれていることですが、それを筆者は「カメラワーク」にたとえて表現。

工夫が伝わってくる、良書でした。

レビュー:

 

目新しさが無い、ということで★1つ減らしました。

逆にいえば、「今までライティング本を読んだことが無い人」には★5つです。

 

こんな人にオススメ

☑︎ 今までに、良いライティング本に出会っていない

☑︎ 細かな表現ではなく、基礎を知りたい

☑︎ 文章の構成にいつも悩む

☑︎ 【導入】の書き方を知りたい

☑︎ 自分の書いた文章に、説得力がない

 

本を読んで、文章の書き方がどう変わったか

geralt / Pixabay

 

これだけでお値段以上!「主張:理由:事実」

 

要は、「主張を理由で支え、理由を事実で支える」という、文章構成です。

(詳しい話は、本をお読みください)

 

この手法が使える理由は、”シンプル”だからです。

複雑なテンプレートを当てはめる手法。論理学を元にしたレポートの書き方。僕が読んできた本の中には、こんな内容の本もありました。

こういった本は、読んでいる時は「なるほど・・!」と感動するのですが、実践では使いものにならないことが多い。

原因は、難しすぎること。読書としての楽しみはありますが、「使えるかどうか」は別です。

 

それに対し、この「主張:理由:事実」は、あまりにシンプル。だからこそ、使えるのです。

文章を書いている時に、常に意識することができますからね。

論理学など学ばなくとも、手軽に「論理的な」文を書くことができます。

 

 

他に意識している、ライティング技術

 

■ 「起”転”承結」が使いやすい。「起承転結」は小説の型だから、ふつうの文章にはなじまないと、よく言われます。ところが順番を少し変えるだけで、有用な型に変わるのです。

実はこの記事の導入文(目次の上)は、「起”転”承結」でできています。

 

■「仮説 & 検証で、読者をプレイヤーにする」。これは目新しいモノではありません。でもやはり、分かりやすい独自の説明のおかげで、妙に頭に残ります(笑)

 

すべて、使いやすいテクニックばかりです。

 

湯川あやと
湯川あやと

今はこの3つのテクニックを、意識しているところ。

3つを無意識にできるまで昇華させたら、他の技法も使っていきたいですね^^

 

 

書評:『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

Tumisu / Pixabay

 

よかったところ

ベストセラー作家の「文章の書き方」が、お手軽に読めるのだから、レビューが高いのもうなずけます。

「よかったところ」は、すべてが「使える」ことです。

 

冒頭でも紹介した通り、「論理のマトリョーシカ人形」や「起”転”承結」など、フレーズが頭に残りやすい

そのため文章を書いているときに、これらフレーズが頭にフワッと思い浮かんできます。

「起~~ 転~~」とうなりながら文章を書いたりもしてます(笑)

 

細かい表現テクニックには言及せず、基本を書いているのもすばらしい。

最初の1冊に、最も適しています。

細かな表現力は、この本をしばらく実践した後に、考えていけばよいでしょう。

 

湯川あやと
湯川あやと
まずはこの1冊で基礎固め!

 

 

■【導入の3つの型】が、紹介されている。「映画」に喩えられていて、記憶しておきやすい。・・導入文を苦手としている人も多いのでは?

■「書くこととは、考えること」など、そもそも「書くこと」について言及されている。ライターの”姿勢”を教えてくれる。

■第4章では、【推敲】の仕方を教えてくれる。

■ 各章の末尾に、「まとめ」が箇条書きで書かれている。そのため、後から復習がしやすい。

 

ビミョーだったところ

 

人によっては、読みにくいと感じるかもしれません。

「タイガーマスク理論」や「カメラワーク」といった比喩が、逆に分かりにくく感じる人もいるでしょう。

 

ただし、著者は次のように言っています。

それは「思いっきり好き嫌いにとらわれること」だ。

 

学者さんが書いた論理的な文章が好きな人もいれば、クセの強いブロガーの「ワロタwww」的な文体が好きな人もいます。

これは好みの問題ですね。そして著者は、「好き嫌いしてもよい」と言います。

 

僕も、著者の文体は、あまり好きな方ではありません。

それでも非常に参考になりましたし、自信を持ってオススメでる本です。

著作であるベストセラー『嫌われる勇気』が好きな方なら、むしろ「読みやすい」と感じるでしょう。

 

↓の方は、読みやすいと感じたみたいです。

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口コミ

 

 

やはり、全体的に良い口コミばかりでした。

初心者ブロガーさんの口コミが多かったです。この本を勧めている有名ブロガーさんの影響でしょうね。

初心者ブロガーなら、まずはこの本だけに集中して、50記事くらい書くと良いと思います。

 

※もちろん、ブログ以外の、あらゆる文章にも使えます。

 

↓記事で、ライティング本の【まとめ記事】を書いています。こちらも参考にしてください。

必ず文章力が上がる!タイプ別のおすすめライティング本9冊+書き方5原則 「文章力」は、範囲が広い言葉です。 論理的に書く力(レポート) 事実を誤解なく伝える...

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