書評

『人生は20代で決まる』を読んで、20代の生き方の重要性を学んだ

 

正直この本を手に取るかどうか、かなり迷いました。

僕は現在21歳。

まだまだ20代は始まったばかり。

 

今はまだ「好き勝手に生きたい」という甘えでしょうか。

「今を生きろ!」というカッコいい言葉に惹かれてしまう年頃です。

「人生は何歳からでもやり直せる」っていう、キレイな言葉を信じたいのです。

 

そんな中、『人生は20代で決まる』という強烈なタイトル。

読みたいけど、読みたくないような、複雑な気持ちで読み進めていきました。

 

結論からいうと、読んで大正解。

この本のタイトルを見て、読むのをためらう20代のあなたにこそ読んでほし本です。

 

著者メグ・ジェイ氏は臨床心理学の研究者で、この本は著者の研究に基づいています

 

欠点としては、翻訳調で少し読みにくいこと。実際のエピソードが占める割合が多く、共感できないと読むのがツライことがあります。

そういった箇所は読み飛ばしながら、自分が共感できる・心にグサッとくる箇所だけ読み進めていけば良いと思います。

以下は、特に僕の心に響いたことを記します。

 

仕事編:ゆるいつながりが大事

 

第1部・仕事編で、最も印象に残ったのは「ゆるいつながり」の大切さです。

 

ボストン近郊で転職した人たちを調査した結果、仕事探しを助けてくれたのは、(もっとも助けてくれそうな)親しい友人でも家族でもなかったことがわかりました。新しい仕事の四分の三以上が、むしろ「たまにしか」、あるいは「めったに」会わない人物のつてによってもたらされたのです。

メグ ジェイ. 人生は20代で決まる

 

新しい仕事の四分の三以上が、「ゆるいつながり」に依るものだそうです。

 

いつもの仲良しグループにだけ所属していることは、心地が良いです。

ですがそのグループに居るの仲間は、「自分と似た環境にいる人」ではないでしょうか。

自分と同じ環境で生きている人から、新しい仕事が貰えることは少ないですよね。考えてみれば当たり前の話です。

 

「人脈が大事」などと言っている大学生達を「意識高い系」と見下す人もいます。

もちろんスキルアップのための努力もしていないのに、「人脈」に頼ろうとするのはダメですけどね。

 

僕は今まで「人脈」を軽視してきました。

見下している感じもあったと思います。「人脈に頼るなんて、カッコ悪い」。くだらないプライドです。

 

今の僕は友達0人という状態。

このままではマズイと、思い知らされました。

プログラミングの勉強会に顔を出してみるなど、「ゆるいつながり」を持つための努力もしていくと決意しました。

 

 

次は、恋愛・結婚編。大学生の頃にこの章に出会えて本当に良かったと思います。

「結婚なんて、30代くらいから考えておけばいいだろう。」と思っていましたから・・

 

恋愛編:大学生から結婚・子供について考える。

toanmda / Pixabay

 

結婚は、20代後半で・・?

 

若いカップルは離婚しやすいとよく聞きますが、本当でしょうか?

研究によると、25歳以降では何歳で結婚しようと、離婚率は変わらないそうです。

意外ですよね。

いっしょに成長するというよりも、互いの人格やライフスタイルがほぼできあがっているので、なにかと柔軟性に欠け、歩み寄る余地が少なくなるとも言えます。

 

なるほど、という感じ。若いカップルは一緒に成長していくことができる、ということですね。

とはいってもキャリアのことを考えると、25歳で結婚は難しいと思います。

 

「離婚率が変わらないなら、先延ばしにしてもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。

理由はぜひ『人生は20代で決まる』を読んでもらいたいです。

 

また「結婚する前に、まず同棲」は良い選択ではないそうです。

同棲は逆効果に働くのだとか。

データに基づいた正しい選択を示してくれるのが、この本の面白いところです。

 

「今を生きろ」の嘘

 

「今を生きろ」

よく聞く言葉ですが、僕らはこの言葉を誤解していたようです。

「好奇心の赴くままに、好きなことをやれ!」という意味だと捉えがち。(この意味で使っている人もいるでしょうけど。)

 

ですが僕らは「現在バイアス」によって、未来よりも現在の利益を優先してしまう傾向にあります。

資格試験の勉強をしなきゃいけないのに、スマホゲームをやってしまう・・

ダイエット中なのに、ついケーキを食べてしまう・・

 

「好きなこと」をやっていたら、目先の利益を選択してしまい、どんな人生になるのか分かったモノではありません。

それでは将来への漠然とした不安を抱えてしまう。

その不安が、さらに目先の利益に手を出させてしまうという悪循環です。

 

『人生は20代で決まる』を読んで、「今を生きろ!」の本当の意味は、「将来からやるべきことを逆算して、今やるべきことをやる」なんだと、気付かされました。

 

ハッピーエンドから逆算して、20代を生きる。

これが筆者の主張です。

 

なんと人生で重要な出来事の80%は35歳までに起こるそうです。

この本に21歳で出会えて幸運でした。

 

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