映画

[ネタバレ感想]ララランドはつまらない?惜しい映画。

 

「ララランドおもしろい!★4.5」というツイートを見かけ、気になったのでprime videoで視聴。

結論からいうと、ビミョーな映画でした。

ミュージカルが苦手な人には、キツイかもしれません。ミアとセバスチャンが、プラネタリウムで宙を舞いはじめたシーンには、呆然としてしまいました。

評価は★3つ。前半部分を★2つ、後半部分は★4つとしておきます。

 

「ララランド」と検索窓に打つと、「ララランド ラスト 解釈」といったワードが。ラストがよく分からない、という人が多いのでしょう。

過程がすっ飛ばされて(映像と音楽のみで表現され)、結果だけがちゃんと描かれている感じ。

またミュージカルが、ラストを分かりにくくしていると思います。

では前半、後半部分に分けてレビューしていきます。

※ネタバレがありますので、注意してください。

 

前半部分はとにかく冗長。

 

なぜ突然踊り出すのか。

それを言ってしまうと、ミュージカルはおしまいなのかもしれませんけどね。

前半部分がダラダラしています。1時間ミュージックビデオを見せられている感じ。

 

キャラは個性的でいい感じなんですけどね。女優を目指すが、オーディションに落ちまくるおっちょこちょいのミア。ジャズに情熱を注ぎ、「いつか自分の店を持ちたい」と思いながらも売れない、ピアニストのセバスチャン。

お互いに興味はあるけど、それを態度に示さない、気まずい関係からスタートします。そこから2人が徐々に惹かれ合っていき、最後には付き合うというのが前半部分。

僕は夢を追う系の人、大好きです。

 

ただこの前半部分は、ギュっと縮めれば20分に収まるのでは?と感じます。

ミュージカル部分で無理矢理に、話を引き延ばしている印象を受けました。

後半部分もそうですが、大事な部分をミュージカルにしちゃってるせいで、登場人物にイマイチ感情移入できないのです。

2人はお金が無いはずなのに、おしゃれなドレス着てパーティに参加しています。ここに違和感が。「お金大丈夫なの?」と心配になります。「頑張っているけど成功しない」ことに対して感情移入しにくいですね。

 

後半部分。セバスチャンの強烈な一言。

 

「貯金でもあるんじゃない?」とミアの電話での会話を、セバスチャンはネクタイを締めながら横耳で聞きます。

「定職に就くことを、ミアは望んでいる」

そう感じて知り合いのバンドで、ピアニストとして働き始めます。そのバンドが弾く曲は、自分の好きな曲ではないけれど。我慢して、ミアのために。

 

これが大ヒット。セバスチャンは人気者となり、ツアーで忙しくなります。

ミアは「セバスチャンは自分の店を持つ」ことをまだ夢に見ていると思い込んでいますが、セバスチャンの考えは変わっています。「現実を見る」「お金のために、自分の好きではない音楽をやっていく」方向へと変わっているのです。

ここで2人は大げんか。起承転結の、転の部分です。ここでセバスチャンから強烈な一言「俺を見てると優越感に浸れるから、付き合ったんじゃないのか?」

 

2人で夢を追っていて、片方だけが成功する。

自分のパートナーが成功すれば、手放しで祝福するのが正解でしょう。 ですが自分が上手くいっていないのに、パートナーだけが成功するのことを想像すると、どこかモヤモヤしてしまうのが人間です。

ミアはセバスチャンに対して劣等感を感じてしまったのだと思います。対等な関係が崩れてしまったのです。

成功した恋人への劣等感を、「夢を追わなくなった恋人に対する怒り」とぼかして表現しました。

2人とも非常に人間味があり、考えさせられるシーンでした。友達やパートナーが成功したとき、あなたは心からただ祝福できますか?僕には自信がありません。

 

 

ミアの1人芝居も成功。そして5年後。

 

人が入らなかった1人芝居。セバスチャンも仕事で来られず、ミアはひどく傷つきます。

しかしお偉いさんが観にきていて、オーディションに呼ばれ、見事に合格。セバスチャンと離れ、パリに旅立つことになったのです。

個人的には、この部分がすこし短かったかなという印象。ちょっと都合が良すぎる。急展開すぎます。ミアが悩み、努力する部分をもっと描写してほしかった。

 

オーディションに受かってから5年後。

ミアは見事夢を叶え、大女優の仲間入りをします。セバスチャン以外の人と結婚をし、子供も生まれ、幸せな生活。

ただ現夫とたまたま入った店で、セバスチャンと再会。セバスチャンも結局、自分の店を持つという夢を叶えていたことに気付きます。

2人とも自分の夢を叶えたけれど、別々の道を歩んだのです。会話を交わさず、悲しそうな表情で笑い合い、ミアは店を後にします。

なんとも切ないラストですね。

 

ただ、「ミアが結婚していることが判明⇒セバスチャンとの再会」する流れが短すぎると感じます。「えっ ミアは他の人と結婚したのか・・」と思っていたらすぐに再会シーン。そしてすぐにミアの妄想ミュージカルという流れに、置いてけぼりをくらった人も多いのでは?

現夫との生活のなかで、セバスチャンを想っているかのような1コマがあれば、ずっと理解しやすかったと思います。

 

総評:惜しい映画

 

時間配分を間違えちゃった映画。

結末は良いのに、残念です。

前半部分を削って、後半部分を長くすればもっと良い映画になったのでは?

 

この映画は全体的に、登場人物の感情をミュージカルで表現しています。

ミュージカルが合わない人には、どういう話なのか分かりにくいのでしょう。賛否両論あるのも頷けます。

 

そこを意識して見返せば、もっと楽しめるかもしれません。

総評は★3つ。もったいないなぁー。キャラもストーリーも魅力的なのに。

 

※2019/04/14現在、『ララランド』はprime videoで見ることができます。

 

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