この記事を読めば、以下のことが分かります。
- カラオケで勉強する人っているの?
- カラオケで勉強すると、追い出されるって本当?
- カラオケで勉強するメリット・デメリット
カラオケでの勉強に興味があるなら、ぜひ最後までこの記事を読んでください。
結論からいえば、あまりオススメはしませんが・・
カラオケで勉強する学生たち
実はカラオケで勉強する人は、たくさんいます。
Twitterではハッシュタグ「#カラ勉」があるほどです。
休みの日の勉強場所を探していたんだけど、恐ろしいことに気がついてしまった、、、。
広い個室でフリードリンク、wifiもあって朝から夕方までいても1500円程度。
カラオケって最強じゃないか?— ジュン・キリシマ@リバウンドからの再出発 (@junkirisan) January 20, 2019
ってか300円で勉強場所提供してくれてカラオケもできてドリンクバーも無料って…神すぎるやろ…来週勉強しに行こうかな…(笑)
— 廉-ren- (@rengero231) May 30, 2019
カラオケで勉強、略して「カラ勉」の口コミをまとめると、
- カフェ勉にくらべて安い
- 勉強に疲れたら、歌える
- ドリンクバーがある
- 食べ物を注文できる
- 静かな環境
となります。
関連:Naverまとめ カラオケBOXで勉強する『カラ勉』が学生の間で流行ってた
でも僕は、カラオケでの勉強を、絶対にオススメしません。
その理由を、解説していきます。
でもその前に、「そもそもカラオケで勉強していいのか?」考えましょう。
カラオケで勉強したら追い出される?
追い出す理由がない
カラオケは、「部屋に対してお金がかかります。」
これがカフェとの大きな違い。
「勉強禁止」のカフェがあるのは、お店に迷惑だからです。
安いコーヒー1杯で、何時間も居座られると、お店の回転率が悪くなります。お店の利益が減ってしまうのです。
一方、カラオケは「部屋」に対してお金がかかります。
部屋を何に使われようが、もらえるお金は一緒です。
もちろん公序良俗に反する使い方は、お店の迷惑です。
でも迷惑をかけないなら、お店には「歌わない客」を追い出すモチベーションがありません。
むしろ、お客が歌わなければ、店としては「電気代」は安く済みますからねw
その他、カラオケの使い方
中には「会議室」として部屋を貸し出す、カラオケ店もあります。
平日の昼間は、空室が多いですから。空室を埋める、お店の戦略です。
他にも、ワンカラ英会話のように、「英会話」サービスを提供している店もあります。
隣人を気にせず、気兼ねなく声をだせるカラオケ店は、英会話の勉強にピッタリですね。
また音大生などは、「楽器の練習」に使っている人も多いのだとか。賃貸だと、家では練習できませんからね。
ヴァイオリンとか、フルートとか。僕も何度か、見かけたことがありますよ。
実は、今の若者って、カラオケに行かなくなっています。昔と違い、他に娯楽がたくさんありますから。
「一昔前のカラオケブーム」で部屋を作りすぎて、空室だらけで困っているお店も。
部屋にお金がかかっている訳ですから、空室を埋めてくれるお客さんは、歓迎されると思います。
もし気になるなら、お店に電話して問い合わせましょう。
「追い出されるかも・・」と不安に思いながらの勉強は、集中できません。
店員さんに一言確認してみと、良いですね。
カラ勉のメリット
声を出せる
カラオケでは、気兼ねなく声を出すことが出来ます。
自習室・カフェ・図書館・・・etc.
外で勉強できる場所はたくさんありますが、「声を出せる」場所は少ないです。
とくに英語の勉強に、オススメです。
発音の練習や、長文の音読。英語学習と、音読は、切っても切れない関係にあります。
また勉強は5感を使った方が、頭に入りやすい。
ブツブツ独り言を言いながら勉強するのも、オススメですよ。
人目を気にしなくていい
外出先で勉強すると、スグ後ろや真横を、人が通ります。
自分の周りを、しょっちゅう人が通るのは、うっとしいですよね。
また隣の人の、貧乏ゆすり、食べ物の匂い、鼻水の音、ヒソヒソ声など。
外出先には、集中を妨げる要因が、たくさんあります。
でもカラオケなら、個室で勉強できます。
人目を気にせず、周りの人に煩わされることなく、勉強に集中できるのです。
カラ勉のデメリット
★ 目の前に誘惑がある
韓国語のテスト勉強しなきゃ
→待てよ、家帰ったらどうせ寝る
→勉強場所確保しよう
→カラオケルームがいいな(←!!?)
→フリータイムだからまあいつかやる気起きるでしょ→結局ぶっ通しで歌っちゃった(馬鹿)
— さわか (@exsawa12you) January 11, 2019
「息抜きに歌える」とポジティブに捉えることもできますが、同時に「誘惑が目の前にある」ってこと。
カラオケ好きには、目の前にモニターがあるのは、結構つらい。「つい歌ってしまう」事にもなります。
そこで、モニターの電源を切りましょう。
自宅にあるテレビと、構造は同じ。スイッチを押せば、モニターは切れます。(スイッチは、裏側など、分かりにくい位置にあるかも)
カラオケのモニターには、様々なカラフルな広告が、次々と切り替わって表示されます。(うっとおしい)
「モニターが切れない」お店なら、勉強は厳しいです。
また友達と行くのは、絶対にオススメしません。
想像してください。
もし友達が、真横で歌いはじめたら・・?
「やめて」とも言いにくい。でも横で歌われたら、きっと集中できません。
結果、自分も一緒に、歌うことになります。
「勉強会」は、いつの間にか「カラオケ大会」へと変わるでしょう。
意外とうるさい
カラオケルームに入退室する時を、思い出してください。
隣の部屋の音は、漏れてますよね?
壁がず~んと振動する不快音です。自分たちも歌っていれば気になりませんが、カラオケルームは「意外とうるさい」です。
耳栓・イヤホンをする手もありますが。
カラオケのような振動する音は、耳栓などでは防ぎにくいです。
また、そこまでするなら、自宅で勉強した方が良い気もします。
★ 机が低い
カラオケの机は、残念ながら低いです。(低い机って、勉強しづらいですよね。)
カラオケは、椅子と机の高さが、近いです。
だから、机の下に足が入らない。地べたに座ると、今度は机が高い。(汚いし)
カラオケの机は、勉強するために作られていません。
- 机と椅子が、少し遠い
- 文字を書きにくい
- 足が痛くなる
1時間も勉強していると、イライラしてきます。
お金がかかる
カラオケは、比較的には安いですが、それでもお金は、かかります。
そして今見てきたように、デメリットも多い。
学校の自習室・図書館・自宅は、無料で使えますから。
お金を払う価値は、無いでしょう。
結論:カラオケで勉強は、オススメしない
デメリットが多い
メリットは、
- 声を出せる
- 個室である
デメリットは、
- 目の前に誘惑がある
- 意外とうるさい
- 低い机
- お金がかかる
となります。
総合的に見て、デメリットの方が多いと言えます。
逃げてませんか?
ではなぜ、学生の間で「カラ勉」が流行っているのでしょうか。
Twitter等を見ると、「友達に誘われて、カラ勉する」パターンが多いようです。
そこから僕は、「逃げ」だと思いました。
本当は、勉強したくないんです。でも勉強しないといけない・・
そこで、カラオケで勉強という「言い訳」を用意します。
心の底では、ダラダラしたいのです。だから「カラオケ」に行く。「勉強」という名目でね。
そして結局、「歌っちゃう」。
友達と一緒にいけば、「友達が歌い始めたから、仕方ない」という言い訳もできます。
※心理学で、セルフハンディキャッピングといいます。
友達に誘われても、キッパリ断るべきです。
どうせ、ダラダラするだけですよ。
1人で行く場合も、同じです。
冷静に考えれば、家・学校の方が、集中できます。
心の底に「ダラダラしたい気持ち」がありませんか?
少しでもあるなら、カラ勉はオススメしません。
「歌の休憩」に、「勉強する」
カラオケには「何時間でも歌い放題」みたいな料金システムが、ありますよね?
でも現実は、~2時間が限界ですw
歌うのは疲れますし、飽きます。
そこで「歌の休憩」として勉強するのは、アリかと思います。
ちょっと英単語を覚えるとか、ノートを復習するくらいできます。
カラオケ好きの人が、長く歌い続けるために、「休憩」する。
その休憩として、ちょこっと勉強するのは、アリです。
勉強メインではなく、カラオケメインですけどねw
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