この記事を読めば、
- 図書館で勉強は禁止されているのか?
- 図書館で勉強するメリット・デメリット
が分かります。
結論からいえば、「図書館は、さほど良い場所ではないが、たまに行くのはオススメ」となります。
図書館は勉強禁止・・?
「自習禁止」かどうかは、地域によります。図書館によっても異なるでしょう。
ちなみに東京の図書館で自習可能かどうかは、コチラのサイトが参考になります。
参考:東京23区の図書館、自習してもいいのか全調査&区別自習場所の一覧地図
ネットを見ていても、図書館での勉強は「賛否両論」あるようです。 図書館は本を読む場所ですからね。勉強したい人より、読書したい人が優先されるのは当然です。
僕の場合は、高校の図書館が「自習禁止」でした。その代わりに、他に自習室がありましたけどね。
関連:togetter 図書館での自習についての意見あれこれ
ただ個人的な意見では、「自習禁止」であっても、少しの勉強なら構わないと考えます。
だって、図書館で「寝てる人」や「おしゃべりする人」も一定数いるわけです。なのに勉強を禁止するのは、おかしい。順番が違うでしょ。
未来をになう中高生の勉強を、大目に見ない大人は、心が狭すぎます。
カフェなどの勉強は、お店の迷惑になります。でも図書館は、税金でまかなわれているのです。堂々としてOKだと思います。
周りを見渡し、みんな勉強しているようなら、注意されることはまず無いでしょう。
「鉛筆出してゴリゴリ勉強するのは気が引ける」なら、ノートの見直しや単語の暗記など、コンパクトに勉強できる分野にしましょう。
図書館の本を1~2冊机の上に置くと、なおよし。
ただし最近では、自習スペースを作っている図書館もあります。
近所の図書館に、電話してみましょう。都会であれば、HPも充実していますから、チェックしてください。
図書館での勉強はオススメ?
結論からいうと、学校や塾の自習室には劣ります。
図書館で勉強するメリット
無料
カフェや有料の自習室、コワーキングスペースで勉強すると、お金がかかります。
その点、図書館は「無料」なので、お金を気にする必要がありません。「1時間〇〇円」と意識するのは、しんどいです。
※税金で成り立っているので、無料とも言えませんけどね。
とくに、宅浪生にオススメです。
毎日、家に引きこもっていると、精神的にやられます。
かといって、塾も学校もありません。毎日通うとなるとお金もかかるので、無料の図書館はありがたい存在です。
平日なら空いてますから、ゆったり勉強できますよ。
誘惑が少ない
大きなメリットは、家と違ってダラダラできないことです。
家には誘惑がたくさんあります。テレビ・マンガ・ゲーム・・etc.
でも図書館にあるのは、本だけ。「勉強だるいなぁ」と感じても、娯楽に手を伸ばすことがありません。
帰りたいと思っても、「せっかく来たんだから、もう少し」と自制心が働きます。
場所=行為を結びつける
場所と行為をセットにすると、集中しやすいことは有名です。
- 図書館 = 勉強
- 家 = リラックス
と決めると、メリハリがつくので、ダラダラすることが無いです。
勉強がはかどる上に、家でもシッカりと頭を休めることができます。
とはいえ、家でも集中できるに越したことはありません。
家の方が、自由度が高いことは間違いないからです。わざわざ図書館に行く「時間」も、節約できます。
「家でも勉強に集中したい!」って人は、コチラの記事をご覧ください。
関連 :【集中力が続かないのは当たり前】勉強の集中力を高める超簡単な5つの方法
周りの人からの刺激
定期テスト前になると、図書館は中高生でいっぱいになります(だからこそ、勉強禁止になるのですが)
そんな同志たちを見ると、自分もやる気が湧いてきます。人のモチベーションは周囲の人間から、大きな影響を受けるからです。
周りが「楽しくゲームしている」しているより、「真剣にテスト勉強している」方が、自分も集中できることは、想像にたやすいでしょう。
また「本に囲まれている状況」も、集中しやすい要因かと。
とはいえ、このメリットは「自習室」の方が大きいです。
図書館は「寝ている人」もいれば、「歩き回る、小さな子供」もいるわけです。
同級生が勉強している自習室の方が、メリットは大きいですね。
気分転換
先の項目と、全く逆のメリットですが。図書館は「気分転換」としても使えます。
人は「飽きる」生き物なので、毎日同じ場所で勉強しているとダラけます。
フリーランスの方は、働く場所を点々と変える人が多いです。受験生もマネして、あちこち勉強する場所を変えてみてください。良い気分転換になります。
図書館で勉強するデメリット
うるさい人がいる
図書館には、「うるさい人」が一定数います。
とくにお年寄り。
図書館は、お年寄りのコミュニケーションの場となっていることが多いためです。(とくに公民館が近い場合)
本当に図書館なのかと疑う程うるさい。特にお年寄りがうるさい。
— 流礼 (@Glaceon_170) February 1, 2012
俺が子供の頃の図書館は走り回る子供がうるさいっていう状況だったけど、今はおしゃべりしにくるお年寄りの方がはるかにうるさくて勉強に集中できない
— あっぴー@エイジオースタジオ (@eizio_studio) June 22, 2019
お年寄りは、声が大きいですし、周りの音にも鈍感です。
悪気はなく、「うるさい」ことに気づいていません。
図書館のスタッフは、あまり注意してくれません。直接に注意するのは嫌ですし、お役所仕事ですから。
自分から注意するのも、勇気がいるし難しい。イライラしながら帰るしかありません。
ちなみに僕が利用していた図書館では、ゴールデンレトリバーのような大型犬が中に入ってきます(田舎ですからw)
飼い主の後を追いかけて、ついて来ちゃうようです。
図書館内をデカい犬がウロウロ。ちょっと面白いですが、迷惑でしたw
他にも、中学生がキャーキャー騒いでたり、小学生が鬼ごっこしてたり(苦笑)
タイピングの音や、新聞をめくる音が、異常に大きい人も。
図書館は、意外とうるさい場所です。
「図書館=静か」というイメージは、必ずしも正しくありません。
閉館時間が早い、休館が多い
お役所仕事なので、閉まる時間は早めです。
祝日も、キッチりと休みます。
スケジュールを確認していないと、「せっかく来たのに閉まっている」こともしばしば。出鼻をくじかれ、やる気が失せます。
家なら24時間、自由に勉強できるので、この制約は大きなデメリットです。
本を参照できる・・?
真っ先に思いつきそうなメリットですが、、イマイチです。
図書館にある本は、「学習・参考書」ではありません。一般向けの本なので、ただの読み物が多いです。
参考書が手元にある自宅や、先生が近くにいる塾の方が、ベターです。
また古い本・イマイチな本が多いです。「ベストセラー」の本は、図書館にはすくないのです。
例外は、「歴史マンガ」ですかね。マンガなので、歴史に興味が持てますし、各時代がイメージとして理解できます。
歴史に苦手意識をもっている人には、オススメですよ。
学校・塾の【自習室】がベター
図書館での勉強について、メリット・デメリットを考察しました。
まとめると、
- 意外とうるさい
- 閉館・休館が多い
- 「気分転換」になる
となります。
その他のメリットは、学校・塾の自習室にもあるため、総合的にはデメリットの方が大きいです。
ただ「気分転換」には、とても良いです。
「勉強する気が起きない日は、図書館に行ってみる」や、「毎週・日曜は、図書館で勉強する」などなど。
図書館は、たまに利用するのがオススメです。
図書館は、「気分転換」に「たまに利用する」のがオススメ。
基本は、自宅・学校・塾で、勉強しましょう。
もし学校・自宅以外の、場所がほしいなら、塾や予備校に通うことも検討してください。
たいてい、自習室がついています。
大人は「勉強する場所」にお金を払うのは、当たり前です。
近年コワーキングスペース・有料の自習室が流行っていますが、大人も「勉強する場所」に苦労し、それをお金で解決しています。
お金はかかりますが、塾・予備校に通うのもアリです。
「塾 + 自習室 のお金」と考えれば、意外と高くありませんから。
ちなみに僕のオススメの塾は、Z会グループの「大学受験ディアロ」です。
参考:大学受験ディアロ【AI時代を生き抜く新教育】の評判と費用は?
本記事は以上です。
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勉強がんばってね!
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