この記事を読めば、以下のことが分かります。
☑︎ 単語アプリをおすすめしない理由
☑︎ 最適な復習タイミングを教えてくれるアプリ
☑︎ 学習を計画・管理するアプリ
☑︎ モチベーションの維持に役立つアプリ
単語アプリは【オススメしない】理由
単語アプリとして、最も有名なのは「mikan」です。
英単語のアプリで、4択形式でゲーム感覚で英単語が覚えられます。
App Storeでは1.8万件の評価で☆4.7 (2019/12/09時)です。無料で使えますし、音声もついています。最高のアプリに見えます。
ただ僕は、この手の「4択暗記アプリ」はオススメしません。
理由は、「覚えたつもり」になるだけだから。
4択であれば、「他の選択肢と比較して、何となく」答えが分かってしまいます。
また4択だと、「例文が無いことが多い」ため、単語の使い方や語法、ニュアンスも学べません。
「アプリでは意味が分かるが、長文で出ると分からない」となりがち。英作文・英会話にも応用できません。
評価が高いのは「ゲーム感覚で、楽しいから」であって、「効果が高いから」では無いと思います。
単語は、「紙」で覚えるのがオススメ。冷静に比較して、無料であること以外は、アプリに優れている点はありません。
↓ちなみに僕のオススメの単語帳は、コチラです。
関連:『鉄壁』以外ありえない。TOEIC920の難関大生が保証します
同様の理由で、「古文単語アプリ」や「漢字アプリ」もオススメしません。
代わりに、紙の参考書を買ってください。
①講義アプリ(スタディサプリ)
②「学習管理」アプリ
の2つがオススメです。本記事では、主に②「学習管理」アプリを紹介します。
スタディサプリについては、このブログ【失敗しない大学受験】でたくさん記事を書いています。
ぜひ参考にしてください。
復習タイミングを教えてくれるアプリ
復習のタイミングで、記憶の定着率は変わる!
復習しなければ、覚えたことは徐々に忘れていきます。
実はその際に、「最適な復習タイミング」があるのです。
有名なのは、【エビングハウスの忘却曲線】ですね。(実験により、タイミングは異なります)
最適なタイミングで復習すれば、ずっと効率的に記憶に定着させることができるのです。
ただデメリットが1つ。それは「面倒くさい」ことです。
例えば「2日後と7日後に復習すればOK」と分かっていても、スケージュル管理するのが面倒で、やめてしまう人が多いのです。
結局、復習するのは1ヶ月後になり、効率の悪い勉強になりましたとさ。お決まりのパターンです。
ですが現代には、「復習タイミングをお知らせ」してくれるアプリが多数存在しています。
アプリなら自分で管理する必要はなく、「復習タイミングを自動で計算し、通知してくれる」のです。
忘却曲線アプリ2つ
管理アプリはたくさんあるので、好きなものを選らんでください。個人的なオススメは、「reminDO」です。
reminDOを使えば最小の労力で楽をしつつ、殆どの学びを可能な限り記憶し続けることが出来るようになります
写真を登録できる点が、気にっています。
紙で取ったノートを撮影してアプリに登録すれば、紙とアプリの両方で復習できます。
勉強の管理・記録アプリ5選
勉強時間やページ数を記録したり、学習計画を立てられるアプリを5つご紹介します。
1~4つ目までは、基本無料です。
【王道】Studyplus
無料の管理アプリでは、スタディプラスが圧倒的No.1
これほど人気のアプリは、他に無いでしょう。ユーザー数450万人を突破しています。無料なので、とりあえずダウンロードしてみると良いですよ。
※スタディサプリと名前が似ていて、間違えやすいので注意してください。
基本的の機能は、「日々の勉強時間を記録すること」です。教材別に記録できます。
「自分がどれだけ頑張ったか」記録に残ることで、モチベーションが上がります。
参考書ごとに記録に残すことができるので、オススメです。参考書の裏側に載っている【バーコードを読み込む】ことで、本のカバーを表示させることができます。
ひと目見て、どの参考書をどれだけ勉強したかが、分かります。
SNSと連携する機能もあり、Twitterを覗くと、多くの方が「#studyplus」でつぶやいています。
アプリ内にもSNS機能があるので、友達と一緒に始めるのもオススメです。共にガンバる仲間がいると、やる気が続きますよ。
ただし「【集中力が続かないのは当たり前】勉強の集中力を高める超簡単な5つの方法」でも書いたように、SNS機能は使いすぎないように。勉強中は、スマホは鞄の中にしまっておくのがオススメです。
試験までの日数を常にチェックできる「カウントダウン機能」もあります。「2次試験まで後〇〇日しかない」と、タイムリミットを意識することで、モチベーションが高まります。
↓Webサイトもあるので、載せておきます。
関連 : 学習総合サイト Studyplus
【超簡単に記録】コソ勉
あれこれ説明するより、↑の【紹介ムービーを見るのが早い】です。
- 1マス15分
- マスを塗りつぶすだけ
で学習時間を、管理できます。
「1分単位」で学習時間を記録することに、意味はありません。
「ざっくり」でいいから、記録することが大切です。
コソ勉は、「面倒くさがり屋」の人に、オススメできるアプリです。
僕自身も使ってみましたが、余計な機能がなく、シンプルなのがいい。スタディプラスのようなSNS機能は魅力ですが、逆に集中力を奪うことにもなりかねません。
後は「1分単位で記録しようと、ストップウォッチで時間を測る」など、余分な手間もかかりがち。
個人的には、スタディプラスより、コソ勉の方がお気に入りです。
【1タップで管理】継続する技術
たくさん記録しようとして、3日でやめる。それでは意味がありません。
面倒くさがり屋は、まず「小さく」始めるのがオススメです。この「継続する技術」なら、99%三日坊主にならずにすみます。
アプリは最高にシンプル。その日の目標が達成できたら、【タップするだけ】です。
目標は小さくしてください。単語を毎日5つ覚えるでも、かまいません。
「継続する→ 習慣化する →やる気が出る →継続する・・」
のサイクルを回すことが、何よりも重要です。まずは「継続する技術」で、「勉強を習慣化すること」から始めてはいかがでしょうか。
【自分へのご褒美】自分ルール
自分ルールは、自分に「ご褒美」を与えることで、モチベーションを維持するアプリとなっています。
- 貯める
- 使う
の2種類からなる、シンプルなアプリですよ。
今まで紹介したアプリとは毛色が違い、「何日学習したか」「どれだけ継続したか」は記録されません。
記録を後から見返すのではなく、「未来のご褒美を目当てにガンバりたい」タイプにおすすめ。
「〇〇をしたら、〇〇ポイント」と自分ルールを作り、達成すればポイントを貯めます。そして貯めたポイントを、ご褒美に変換するシステムです。
例えば、「参考書を10p終えるごとに、10ポイント」「20ポイント貯めたらチョコ1つ」といった具合です。
僕はプログラミングの勉強にこのアプリを使っていました。ご褒美好きの僕は、やる気が3倍になりました(笑)
【有料】コーチと、学習計画を立てられる
いくら無料のアプリを使って管理しても、「学習計画」が間違っていれば意味がありません。
自分1人では、近視眼的になってしまい、しばしば計画を誤ります。
合否は「努力」だけで決まりません。同じぐらい、「洗練された計画」も大切なのです。
「計画を立てるのが苦手」な人には、スタディサプリ合格特訓コースをオススメします。
有料ですが、値段分の価値はありますよ。
コメント