この記事では、みなさんが自分にピッタリの「勉強場所」を見つけるお手伝いをします。
それぞれの勉強場所の、特徴をまとめてありますので、ぜひ気になる目次からお読みください。
勉強場所を変えるべき理由は、「飽きるから」です。週に1度でも、いつもと違う場所で勉強すると、モチベーションが維持することが実感できます。
自宅、自習室、図書館、カフェなど、勉強場所はたくさんあります。メインの勉強場所としてオススメなのは自宅と自習室。他の場所は、「気分転換」に利用するのがオススメです。
勉強場所を変えるべき理由:気分転換
勉強場所を変えるべき理由は、「飽きるから」です。毎日同じ景色をみて勉強してれば、飽きるのは当然です。
毎日サンマの塩焼きを食べてたら、飽きます。サンマが嫌いになります。
勉強場所だって同じです。毎日、自分の狭い部屋で勉強できる人の方がめずらしい。「集中力がない」とか、そんな問題ではありません。
「気分転換」として勉強場所を変えないと、勉強自体も嫌いになります。
「自分は集中力がない人間なんだ」と悲観する前に、まず工夫をしてみましょう。
勉強場所1つで、集中力は大きく変わるものです。
おすすめの勉強場所7選
自宅:使い方しだい
もっともオススメの場所は、「自宅」です。だって24時間いつでも無料で使えて、自分の好きなように模様がえもできるんですから。
ただ「家では勉強に集中できない」という人も多いようですね。そんな方は、以下の記事をお読みください。
関連:【集中力が続かないのは当たり前】勉強の集中力を高める超簡単な5つの方法
自宅は、「自分の好きなように、環境を変えられる」んです。
もし自宅で勉強に集中できないとしたら、それは家に問題があるというより、自宅の環境の作り方に問題があるのです。
スマホを遠ざける、机の上に余計なモノを置かないなど、工夫すれば、自宅は「最強の勉強場所」へと変わります。
また人によっては、リビングで勉強するの人も多いです。
東大生の8割がリビングで勉強している、なんて噂もあります。(少々疑わしいですがw 「リビングで勉強したことがある」なら8割は当然でしょうし。調査の仕方に疑問を感じます。)
リビングは、家族からの邪魔も入りますし、テレビという誘惑もあるので、個人的にはあまり好きでは無いです。
ただ、リビングで勉強するメリットとして、「親の目」があります。家族に監視されている気がして、背筋も自然と伸びますよね。
人の目があった方が集中できるタイプには、リビングでの勉強もオススメです。
また「お風呂」での勉強もオススメです。
勉強といっても、紙とペンを持ち込むわけではありません。シャワーの最中にも、勉強はできるのです。
「今日、どんな勉強したっけなぁ」と思い返すだけでも、実は絶大な効果があります。習慣化すれば、記憶への定着率が見違えて変わりますよ(体験談)
関連:「勉強法 おすすめ」とググる暇があるなら、この本1冊だけを読んで!
自習室
自宅につぐ最強の勉強場所は、「学校・塾の自習室」です。
勉強する以外に、やることが無いですから、自然と勉強モードに入ります。「自習室 = 勉強する場所」という刷り込みもありますね。
周りがみんな勉強モードなのも良いですね。みんなが勉強している環境では、「自分も頑張ろう」と思えるものです。
ただし、現代では「スマホ」があります。自習室でスマホいじっている人も多いですよね。
スマホでずっとゲームすることも可能なわけ。周りに迷惑もかけませんしね。(ずっとゲームしてる人、実際にいますよねw)
「休憩」と称して、ついスマホをいじり、30分もSNSをみてしまった・・なんて経験もあるでしょう。スマホは中毒性が高いので、「ちょっと」で済みません。
もし自習室が使える環境にないなら、「塾に通う」のもアリです。たいてい、自習室が使えますよ。
「自習室のため、1講座分だけ塾に通う」人はかなり多いです。何講座もとると、塾や予備校のお金は高くなります。
でも1講座だけなら安い。逆転の発想で「自習室に、1講座ついてくる」と考えると、意外とお得です。
ちなみに、当サイトでオススメしている塾は、「大学受験ディアロ」です。(主に都内で住んでいる方が対象となりますが)
もし塾・予備校に通っていないなら、有料の自習室・コワーキングスペースという手もあります。
1日で数千円など、中・高生には少々高いですが、ここに集まるのは「意識の高い人」ばかりです。
大学生や社会人が、真剣に勉強している姿は、大きな刺激になるでしょう。
日常的に利用するのはオススメできませんが、冒頭でも言った「気分転換」に使うぶんにはオススメです。
図書館
図書館は、無料で使えるので、オススメです。ただし、勉強が禁止されている地区もあるので、注意が必要ですね。
関連:図書館で勉強はオススメ? 勉強禁止の地区もあるので要注意!
中には「自習室」を作っている図書館もあります。無料ですから、最高すぎますね。
「本に囲まれている空間」って、何か良いですよね。過去の人たちが研究し、発見してきた歴史に守られている感じがして、僕は好きです。
「本に囲まれると安心する」タイプには、オススメの勉強場所です。
ただ無料な分、デメリットもあります。図書館は「静か」と思われがちですが、お年寄りが大きな声でおしゃべりしていて、うるさいこともあります。
これは地域や時間帯にもよるので、なんとも言えません。
また休館・閉館も多いですから、メインの勉強場所としては適さないと思います。
カフェ
コーヒーの匂い、リラックスできる音楽・・
カフェの独特な空間が好きな方は、多いでしょう。とてもリラックスできますし、美味しいコーヒーも飲めます。
ちなみにコーヒーに含まれるカフェインには、集中力を高めてくれる効果があります。エビデンスは多く、その効果は疑いようがありません。 参考:ネスレ
ただ飲みすぎには注意が必要で、逆にストレスレベルを上げます。でもカフェなら「飲みまくる」ことも無いでしょう。不安なら、1杯にとどめておけば安全です。
カフェは、友達とも勉強しやすいのが良いですね。どうしても勉強する気が起きないなら、友達と1時間だけでもカフェ勉してみましょう。意外と集中できるかもしれません。
ちなみに、「カフェで勉強するのは迷惑なのか?」問題については、↓記事で書いています。よければご覧ください。
関連:【結論】カフェでの勉強はOKか?:マナーの問題ではないww
インターネットカフェや漫画喫茶なら、周りを気にせずに勉強できます。ただしPCにマンガなど、誘惑が多い点には注意が必要です。
カフェはそもそも勉強する場所では無いので、デメリットもあります。大きなしゃべり声、うるさいキーボードのタッチ音、食べ物の匂いなど、邪魔も多いです。
そんな雑音がある方が、集中力が鍛えられるのも確かですが。やはりメインの勉強場所としては向かないでしょう。あくまで「気分転換」に使うのがオススメです。
ファミレス
ファミレスも、「平日の閑散期」ならオススメです。ご飯時は人がいっぱいですが、それ以外は人も少なく静かだったりします。
とくにファミレスは「早朝から開いている」所もあります。早朝に勉強したい人には、うってつけの場所ですね。
休日に勉強できない人に、オススメです。「土曜日は早起きして、ファミレスで勉強」などと決めると、休日でも勉強するリズムができます。
ドリンクバーもあるので、お得感は高いです。長くいれば、何杯も飲めますからね。集中力を高めてくれるコーヒーも、飲み放題です。
僕が宅浪生のころは、「早朝から勉強 → そのまま朝ごはんを食べて帰宅」の流れが定番でした。
ただし、ご飯時は避けましょう。ファミレスは混み合って人が並ぶことも多いです。食事をしに来た人の迷惑になりますから、そんな時はスグに席を立ちましょう。
また夜中も、オススメしません。最近はお酒を提供しているファミレスが多いですから。深夜は酔っぱらいや、ヤンキーが増えるので、とても勉強に集中できる環境では無くなります。
カラオケ
若者の間では、「カラ勉」と言われ、カラオケでの勉強が流行っているようです。
カラ勉については、↓の記事をお読みください。
絶対にダメなわけでは無いですが、カラオケでの勉強は難しいです。少なくとも、「友達とは行かない」のがオススメ。
友達が横で歌い始めたらどうします?「やめて」とも言いづらい(そもそも歌う場所だし)。結局、友達と仲良くカラオケするだけになります。
ただ「上手く」使えば、使えなくはないです。
カラオケは「声が出せる」のがメリット。英語の音読や発音練習には、ピッタリの場所です。最近では、「カラオケ英会話」なるサービスを提供しているお店もあります。
有料の自習室に比べると、料金はかなり安いですし、1度試してみるのも良いですね。
公園
「自然」には、リラックス効果があることが知られています。ヒトは自然の中で生きてきた生き物なので、当然です。コンクリートの壁の中に閉じこもるのは、正常ではないのです。
また植物には、「集中力」を高める効果もあります。
観葉植物を見ながら作業をすると、作業の効率が38%もアップしたという研究もあります。
参考:『最高の体調』
公園なら、周りに自然がたくさんあります。そこで、公園で勉強するのもオススメです。自然の中で勉強するのは、気持ちがよいですよ!
時間帯は、「早朝」がオススメ。昼ごろから、小学生が遊具で遊びにきてうるさいですが、朝なら誰もいません。
勉強内容は、「単語を覚える」くらいでしょう。紙やペンを使わない勉強に限られますが、たまに公園で勉強すると、リフレッシュできるので、絶対に取り入れてほしいです。
番外:友達と一緒に勉強する
場所というか、環境ですが。大切なことなので加えました。
「友達と一緒に」勉強するのも、実はオススメです。何かとバカにされがちですが、正しくやれば、友達と一緒の環境は集中力を高めてくれます。
ピア・プレッシャーといって、僕らのモチベーションは想像以上に、周囲に大きく影響されることが分かっています。
職場に友達が数人いるだけで、幸福感がアップするという研究もあります。(参考:職場での幸福度を高めるのは「同僚」との良好な関係?)
ただし「良い意味でも、悪い意味でも」影響を受ける点に注意です。
友達がダラダラすれば、自分もダラけてしまいます。逆に友達が集中して勉強していれば、自分も背筋が伸びるものです。
友達と一緒に勉強するときには、「意識の高い」友達に限定しましょう。
想像してください。「もう帰りたいな・・」と思った時、横には真剣な顔の友達がいるのです。「自分も頑張ろう」という気持ちになるものです。
逆に、「友達がヘラヘラしながら、ちょっかいを出す」なら、とうてい勉強には集中できません。
一緒にバカをやれる友達は、尊いものですが、勉強仲間には向きません。
勉強仲間については、Studyplusのようなアプリで、オンライン上に作るのもオススメです。Twitterで勉強垢を作るのもいいでしょう。
ある意味、勉強場所を選ばず、ピアップレッシャーのメリットを享受することができます。
関連:【計画で合否が決まる】勉強の管理・記録アプリ7選!【厳選】
まとめ:飽きたら勉強場所を変えてみよう
- 自宅・自習室が最強
- それ以外は、「気分転換」にたまに利用する
7つ勉強場所を挙げました。
でもやはり、自室・自習室が最強かと思います。王道が1番ですね。
ただし冒頭でも言ったとおり、たまには「気分転換」しないと、飽きます。
同じ景色を見ながら勉強していると、「毎日同じことの繰り返しだなぁ・・」と感じ、マンネリ化します。
そんなときは、様々な場所で勉強してみてください。
目安として、週に1度くらは、いつもと違う場所で勉強するのがオススメです。
まず最初に行ってほしいのは、「公園」ですかね。
科学的な根拠もありますので、ぜひ試してください!
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