模試は、受験に直結する「応用問題」に取り組める、良い機会です。
高1~2生で、模試を活用できるかどうかは、合否に関わります。
この記事では、前日でも間に合う、手軽な勉強法を教えます。
偏差値UPさせて、友達にドヤ顔してやりましょう。
模試の対策はすべき?
結論からいうと、
となります。
具体的に説明していきますね。
まずは「模試」と「定期テスト」の違いを考えてみましょう。
定期テストは、範囲が狭いです。
そのため、一夜漬けでも、やれば成績は上がります。
短期記憶だけでも、十分に勝負できるわけです。
一方、模試はとても範囲が広い。
高1→高3と進むにつれて、どんどん広くなっていき、大学受験のテスト範囲に近づいていきます。
範囲が広いため、直前”だけ”の勉強では、太刀打ちできません。
模試は、【本当の実力】を試すもの。
普段から、コツコツ勉強していることが大切です。
しかし定期テストとは違い、模試は【1度は学んだ分野】からの出題です。
1から全部学ぶとなると、直前ではムリ。
でも1度学んだ分野ですから、前日からでも、ざっと復習することは可能です。
「模試の対策なんてやらねぇ」って人も多いですから、少し復習するだけで大きな差別化になります。
偏差値は一気にUPするでしょう。
また、模試がよい復習のきっかけになります。
模試があるたびに、過去の定期テスト範囲を、復習する。
それが高1~2でもできる、手軽かつ効果の高い、受験対策です。
続ければ、合否に関わりますよ。
例えば、室町時代を学んでいるころには、平安時代はもう忘れているでしょう。
高3になるころには、完全に忘れているかもしれません。
それでは、受験には合格しないのです。受験は、全範囲から出ますから。
短期記憶→長期記憶へと移行させるには、定期的な復習が必要不可欠です。
そして模試が、復習のきっかけとなります。
忘れるのは、当たり前。
「オレは忘れない!」ってのは傲慢ですし、忘れる自分を責めるのもナンセンス。
「忘れる → 復習」のサイクルを繰り返すことで、長期記憶に定着していきます。
直前でも偏差値UP!模試の勉強法は?
英語
オススメの勉強は、「単語帳」の復習です。
単語は、直前でも効果が高いです。
1周さら~っと確認するだけなら、1日でできます。
直前に確認しておけば、模試で同じ単語が出たときに、高い確率で意味が分かります。
また同じ単語が出たら、「これ昨日見たやつだ!」と、その後に強烈に記憶に残ります。
2度と忘れませんよ。
単語は、長文が読めない、大きな原因です。
長文の中のキーワードの意味が分からなければ、文章全ての意味が分からなくなります。
大きな失点につながるのです。
逆にいえば、直前に復習しておけば、大きな得点につながる可能性があります。
+2~3問は、得点できるでしょう。
ちなみに、僕がオススメしている単語帳は、『鉄壁』です。
まだ単語帳を持っていない人は、↓記事も参考にしてくださいね。
関連 >>『鉄壁』以外ありえない。TOEIC920の難関大生が保証します
数学
優先順位は、↓です。
- 公式の確認
- 基本問題の解き方
この2つを確認しておけば、大きく得点できます。
模試で出る「応用問題」は、基礎の組み合わせ。
基礎をシッカリ復習しておけば、難しい問題でも解けるかもしれません。
逆いえば、基礎事項を知らなければ、スタートラインにも立てません。
模試を有意義なもの・意味あるものにするために、復習はした方がよいです。
基礎を忘れていれば、「思考力」を試すことすら、できないからです。
少しでいいので、授業ノートを確認し、復習してください。
今高2で数列を習っているなら。高1の整数や確率を、復習してましょう。
数学は積み重ねの教科ですが、それでも昔習った範囲は、記憶が薄れています。
意外と、忘れていることも多いですよ!
関連>>【センス不要】理系の数学におすすめの勉強法&参考書ルート【大学受験】
国語
現代文は、普段からの勉強がモノを言う科目です。
直前に勉強して、何とかなるモノではありません。
「どうしても対策をしたい!」って人は、古典の対策をしましょう。
- 古文の単語・文法
- 漢文の句法
を復習してください。
とくに漢文の句法。
直前でも、確認しておけば1~2問取れますよ!
古文の文法や、漢文の句法は、「基礎」です。
知らなければ、話になりません。
これを機会に、復習しておきましょう。
関連 >>【古典】理系の僕が6ヶ月でセンター満点とった勉強法とは? 古文・漢文が読めない理由を教えます!
社会
過去の単元を、復習しましょう。
定期的な見直しで、偏差値10は上がる科目ですよ。
社会の特徴は、「単元の間の関係」が、薄いことです。
数学であれば、数Ⅲの問題を解くときに、2次関数の知識も使います。
そのため、「自然と復習」ができる仕組みがあります。
ところが、社会であれば。
鎌倉時代で習った内容は、江戸時代の役には立ちません。
復習をしなければ、前に習った内容は、スッカリ忘れます。
社会は、前日に少し復習するだけでは、すべて終わりません。
ふだんから復習することが必須です。
月に1回のペースで模試があるなら。
「模試の3~4日前は、復習に当てる」と決めるのがオススメ。
模試を「復習のキッカケ」として利用すると、高3になってからが楽です。
「高3になったとき、高1の内容をスッカリ忘れている」のでは、効率が悪すぎますよ・・?
理科
基本は、前述したことと同じです。
物理・化学は、社会と数学の、中間くらいのイメージですね。
生物・地学は、社会にかなり近いです。
化学・物理では、複数を知識つなげる、応用問題がよく出ます。
物理でいうと、電磁誘導 ✕ 力学の問題なんか、頻出ですね。
本番形式の模試でも、2回に1回は、出題されるでしょう。
過去に習った単元を、スッカリ忘れていると、大問1つ落とすかもしれません。
しっかり復習してください!
模試の前日にすべきことは?
教科書をパラパラめくるだけで偏差値UP
ほとんどの人は、模試の対策をしていません。
そのため、直前に教科書をパラパラめくるだけでも、大きな効果があります。
過去に勉強したことが、記憶に蘇ってきますから。
予想以上の効果がありますよ。
模試の対策が面倒くさい人も、これだけはやりましょう。
前日でも十分に、間に合いますから。
高い偏差値をとって、友達に自慢してやりましょう。
勉強せず、ゆっくり休むのもアリ。
普段からシッカリ勉強している人は、模試の前日くらい休むのもアリです。
休憩も、大切ですよ。
万全の体調で、模試に挑むためにも、前日は休みましょう。
メリハリをつけて、勉強してください。
もちろん、ふだん怠けている人は、前日くらい勉強してねw
志望校がまだハッキリ定まっていない人も、いるかもしれません。
そんな人は、大学についてザックリ調べるのもアリです。
模試は5つ以上、志望校を書けます。
判定を出してみたい大学を、前日にいくつかピックアップしておくのと良いですよ。
本番を意識して、前日を過ごす
模試は、【本番のための練習】でもあります。
そのため、受験本番を意識して、前日を過ごすとよいです。
- 夜ふかししない
- 早めに寝る
- 体調管理に気をつける
- ジャンクフードを食べない
- 栄養のあるものを食べる
などなど、自分なりに「あれこれ試す」のが良いです。
普段からやっていないと、本番でも苦労します。
受験が始める前から、競争は始まっていますよ。
※僕がそうでした。本番の前は、インフル対策にマスクをつけます。受験生の大半は、マスクをつけています。
でも僕は「マスクをつける習慣」が無かったため、息苦しく、本番は100%の力を発揮できませんでした。
お腹も下し、コンディションは微妙でしたね。
・・僕と同じミスをしないよう、模試の直前だけでも、本番を意識した生活をしてください!
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