この記事では、以下の順番で解説します。
- なぜ古文が読めないのか?
- なぜ漢文が読めないのか?
- 【最強】の勉強法とは?(体験談つき)
結論からいうと、最強の勉強法とは月1,980円の「スタディサプリ」です。
ただ参考書でも、勉強できないことはありません。
そこで本記事では、現役時に理系ながら6ヶ月で古典センター満点とった僕が、「古典ができない原因と、その対策」について教えます。
オススメの参考書も、いくつか紹介しますね。
第1志望の東大には不合格でしたが、偏差値65~70の有名大には受かりました。
本記事の内容は、信用できるでしょう(自分で言う←)
- 古文が嫌い
- 文法は勉強したけど、読解ができない
- 高校1~2年生で、今後の勉強の指針がほしい
- 入試まで時間がなく、スグに成績を上げたい
なぜ古文が読めないのか? 対策は?
古文が読めない原因の90%は〇〇
古文が読めない原因は、【主語】です。
日本語では、よく主語が省略されます。
それは昔の日本語=古文でも、同じこと。
いや、今以上に省略されます。
現代語なら主語が省略されても、文脈からわかります。
でも古文で同じことをやるのは、とても難しいのです。
英語のように、主語を明示してくれれば楽なのですが。英語には無い、独特の難しさがあります。
よって、「古文の難しさ = 主語の省略」といっても過言ではありません。
古文の読解はもはや、主語当てゲームです(少しオーバー)
古文の【主語を補う】ための勉強法とは?
古文において、主語を見抜くのは、めちゃくちゃ大事。
でも巷の参考書は、サラッと終わらせている or そもそも言及していないことが多いです。
そのため僕は、古文の読解には「スタディサプリ」を勧めています(記事の最後に、リンクを貼ってあります)
講師の岡本先生は、この「主語を補う」ことを、徹底して教えてくれます。だから、読めるんです。
ここでは、主語を補う方法を、簡単にですがご紹介します。
これからの勉強の、指針になれば幸いです。
ただし「1度覚えればOK」というモノではありません。
何度も繰り返すことでしか、身につかないのです。
結論からいえば、主語を補うための勉強法は、
- 文法(敬語)
- 常識
の2つです。詳しく見ていきますね。
「敬語」が大切である本当の理由
文法の勉強をした段階では、「敬語」の大切さが分かりにくいです。
「こんなに覚える必要、あるのかな・・?」と感じた人も多いでしょう。
結論から言うと、敬語は「主語を補う」ために、必要です。
初心者向けの文では、敬語が少ないことが多い。
「少しレベルが上がると、急に古文が読めなくなった」って人は、【敬語に原因がある】と思ってよいです。
例えば、
- 地の文で「敬語」が使われている
- 登場人物は、2人だけ
- そのうち1人は、偉い身分の人
↑の状況であれば、「敬語が使われているかどうか」で、主語が1発でわかりますよね?
あまり難しく考える必要は、ありません。
現代人も、「敬語の有無」で「誰に言っているのか」判別していることは多いですよね。
あなた・友達1人・学校の先生1人で会話している状況をイメージしてもらえれば、分かるでしょう。
「友達が敬語を使う=先生に話しかけている」「友達がタメ語=自分に話しかけている」とわかりますよね?
古文も、それと似たイメージです。
もう少し複雑になると、「2重敬語」や「自尊敬語」なども、出てきます。
これらは(とくに自尊)は、すーーっごく偉い人にしか使いません。
「どれだけ偉いか」によっても、敬語が使い分けられるのです(絶対ではありません)
また「絶対敬語」といって、「天皇系」の人にしか使わない敬語もあります。
ココまで出来るようになれば、3~4人の登場人物が出てきても、主語を補えます。
「敬語を覚えるべき本当の理由」は、文法問題ではありません。
「主語を補う」際に、強力な武器になるんですね。
文法問題は、オマケです。
接続助詞に注目する
これは知ってる人も多いでしょうか。
僕は学校で、「をにばばどもが」と習いました。これらの接続助詞は、前後で主語が変わるのです。
(スタサプの岡本先生は、もう少し詳しく教えてくれます)
接続助詞には、2種類あります。
- 前後で主語が変わる
- 前後で主語が変わらない
接続助詞も、「主語を補う」のに一役買ってくれます。
覚えるべきルールは、多くはありません。
3~4つほどです。
敬語に比べると、かなり楽ですよ。
古典常識
古文が分からない理由の1つが、世界がイメージしにくいことです。
当たり前にスマホを持っている現代人には、どうしても昔の人の感覚が、分からないんですね。
そこで大切なのが、「古文の世界の常識」を学ぶこと。
貴族が行っていた風習や、彼らの価値観を知ってください。
「勉強しよう!」なんて身構えなくてOKです。
「へぇ~ こんな風習があったんだ」くらいで十分ですよ。
古典常識までこなすのは、文系でもハイレベルな人だけですからね。
まずは気軽に、↓マンガ『源氏でわかる古典常識 』を読んでください。
マンガなので、楽しくスラスラ読めます。「絵」として記憶にも残りやすい。
古文を読むときに、情景がイメージしやすくなります。
また古典常識は、「主語を補う」のにも役立ちます。
貴族の着物を着ていれば、主語は偉い人だと分かりますよね?
当時は身分によって、生活や風習がかなり異なるのです。
古典常識は、軽視されがちですが、そこそこ重要です。
先ほど紹介した「マンガ」だけでも、読むことを勧めます。
古文単語も大切。オススメの単語帳は?
古文が読めない原因の2つめは「単語」です。
英語も同じですよね。文法をいくら勉強しても、分からない単語が多すぎると、全く読めません。
といっても、覚えるべき単語は少ないです。
300 ~ 500語くらい。英語に比べると、ずっと楽ですね。
文系の難関大で無いかぎり、これだけ覚えればOKです。
単語帳は、書店で見比べるのが1番ですが・・
古文嫌いにオススメは、『古文単語キャラ図鑑』です。
イラストや漫画が多く、とっつきやすいですよ。
ゴロで覚える有名な単語帳がありますが・・ 出来れば使わない方がよいです。
語呂合わせが無理やりですし、読解の最中に「ゴロ」を思い出していると、時間がかかります。
また「語呂は思い浮かんだけど、単語の意味が分からない」ともなりかねません。
とくに文系の人は、使わない方がよいです。
(ただし理系の方で「どうしても、語呂じゃないと頭に入らない」って方には、アリかもしれません)
なぜ漢文が読めないのか? 対策は?
まず「返り点が分からない」では、話になりません。それでは、1文も読めませんからね。
また漢文には、最低限の「古文の助動詞」の知識が、必要です。
怪しい人は、学校の教科書を見直して、復習してください。句法以前の、問題です。
漢文は【句法】がすべて
漢文が読めない理由の90%は句法だと思った方がよいです。
「そんな事、知ってるよ!」と言われそうですが。
事実なので仕方なし。
「句法はちゃんと勉強したけどなぁ。それでも読めないんだけど?」って人。
勉強が「甘い」です。
例えば「使役系」を考えましょう。キチンと分かっていない人は多いです。
「S 使 N V O」とあった時に、意味は「SがNにOをVさせる」です(横書きで分かりにくいけど)
「ヲシテ」と読むのは、どれでしたか・・?
漢文の意味は、英語と同じように、形で決まります。
「使」や「V」をはさんで、名詞がどこにあるかで、意味が決まるのです。
なんとなく勉強した人は、もう1度「型」を意識して、勉強し直してください。
漢文を読めなかった理由が、分かるはずです。
見落としがち!文型にも注意
漢文において、「文型」はとても大事です。
でも見落としている人が多い。「文型?何だそれ?」と思った人も多いはず。
先ほども言ったように、漢文は「形」で意味が決まる言葉です。
日本語よりも、英語に近いですね。
日本語はあちこちに主語や修飾語を動かせますが、漢文では形が決まっています。
漢文にも、文型があります
- S V
- S V O
- S V 置き字 C
- S V O 置き字 C
- S V C O
の5つです。
「知らなかった!」って人は、文型が読めない原因かも。
英語では文型を最初にシッカリ教えるのに、漢文ではサラっと終わらせるのだから、不思議ですね。
句法ばかりに目がいきがちで、意外と見落としがち。
今度からは、文型にも注目して漢文を読んでください。
漢文でも「単語」は大切
古文と同じく、漢文でも「単語」を覚えてください。
数は少なく、50 ~ 100くらい。
特別に「単語帳」などは存在せず、参考書などに「コラム」的に載っています。
単語を知らないことが、誤解の元になります。
例えば、「人間」の意味が分かりますか?
現代では「にんげん」と読みますが、漢文では「じんかん」と読みます。
意味は「人」ではなく、「世の中」という意味。
頻出ですから、必ず覚えましょう。
ただし「読めれば、意味が分かる」単語も、多いです。
例えば「少(わかシ)」など。意味は「若い」です。
これらは「読めればOK」なので、労力は少なくてすみます。
漢文の単語には、さほど苦労しません。
【漢文】王道の参考書
漢文の参考書で、唯一オススメできるのが『漢文ヤマのヤマ』 です。
王道ですね。
僕は挫折しましたが、後から見返すとよく出来ていると思います。
練習問題を解きながら、1通りの句法は学ぶことができますからね。
本記事で紹介したポイントを意識しながら勉強すれば、十分に習得できるでしょう。
ただし、「古典嫌い」の人には、オススメしません。
「分かったつもり」になる可能性が高いです。
【最強の勉強法】古典は参考書より〇〇
僕は古典が大っっっ嫌いでした。
見るだけで吐き気がする(笑)
高1~2生は、定期テストは、赤点ギリギリですw
何度もがんばろうとしましたが、いつも挫折します。
「自分は古典に向いてないんだ・・」
「捨てようかな・・」
半ば諦めていました。
ですが、高3から勉強を始めたところ、6ヶ月でセンター満点をとれたのです。(運もありますが)
古典嫌いの理系が、どうやって6ヶ月でセンター満点を取ったか?
結論からいうと、月1,980円の「スタディサプリ」で勉強しました。
スタディサプリに登録して、気づきました。
巷の参考書のほとんどは、ダメだと。
高校教師もクソでした。
古典に向いていないのではなく、教材や教え方に問題があったのです。
スタディサプリは月1,980円です。
幸い、高い費用はかかりません。
僕と同じように、壁にぶち当たっているなら、スタディサプリで苦手を克服してください!
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