英作文が書けないよ。「日本語でも」、内容が思いつかないんだ。
そう言う人は多いね。気持ちは分かるけど、「思いつかない」なんてこと無いと思うよ。
今回は、「自由英作文の内容が、思いつかない」理由と、その対策をご紹介します。
結論からいうと、対策は「難しく考えないこと」です。
最後には少し厳しいことも言いますが、ご了承ください。
【英作文の勉強法】についても、触れています。
前提:思いつかない原因はコレ!




なぜ思いつかないのか。
その原因は、ズバり「難しく考えすぎているから」です。
当たり前ですが、試験管は「英語力を見ている」のであって、内容をみているのではありません。
難しく考える必要なんて無いんです。
バカみてぇな答えでいいんですよ。
例えば、、
「大学が家から近いと仮定します。あなたは一人暮らしをしますか?それとも実家暮らしをしますか。」
この例題を考えます。
実家暮らしを選択した場合について、内容を考えると・・
実家暮らしの方が楽!
・親が家事をやってくれるから、僕は勉強に集中できる。大学生はまだ学生なので、勉強するべき時期だと思う。(大嘘)
・今まで家事のお手伝いをしてこなかったので、いきなり自炊は難しい。ジャンクフードばかりになり、健康によろしくない。時間がたっぷりある大学生のうちに、実家で料理を覚えたい。
・1人暮らしは、お金がかかる。それに比べて実家暮らしは経済的。親が家事をやってくれるので、その分アルバイトもできるし。
この程度でいいんですよ?
↑の文章を、頭の中で英語にしてみてください。
・・簡単でしょ(笑)
・バカみたいな内容で良い
・嘘でも良い
まずはこのことを、肝に銘じてください。
「それでも書けないよ。」って方へ。
さらに解決策を3つ考えてみます。
自由英作文:小学生なら、どう考えるか
今の皆さんでは、賢すぎます。
そこで「小学生なら、どう考えるか」と意識してください。
アホみたいですが、効果は高いです。
小学生が書くような内容なら、英語にもしやすいのです。
試験は「減点法」です。加点法ではありません。
簡単な英語であっても、間違ってさえいなければ満点なのです。
自由英作文:お利口さんになる。
2つ目の方法が、「模範解答には、どう書いてあるだろうか」と意識することです。
お利口さんになって、考えましょう。
「小学生では、英語教育を実施すべきか」
という例題を考えます。
模範解答には、どんなことが書いてあるでしょうか?
おそらく、、
- 小さい子の方が吸収が速い。
- 早めに勉強させておけば、英語に対する抵抗感は減るだろう。
- 国際化の時代、英語はビジネスにおいて必須のスキル。
- 海外の人と仲良くなれる(思い出して、小学生みたいな解答で良いんですよ。)
模範解答には、こんな感じの答えが考えられます。
出題する側は、ある程度どんな解答がありえるか、想定して問題を作っているはず。
その想定を考えるイメージですね。
また、「否定しない」というのもポイント。
お利口さんは否定しません。
否定すると、書くのが難しくなります。
否定: 小学生には、まずは1つの言語(日本語)をしっかりと教えるべき。そうすることで、難しい日本語の書籍も読めるようになる。結果的に、全体的な能力が向上するため、英語を教えるよりも、効果は高いと思われる。
・・英語にしにくそうですね。なんだかフワッとしています。
自由英作文:具体的に書く




大学受験では、せいぜい50~100文字程度の英作です。
抽象的な文章は、まとまり切らないのです。
さきほどの、否定の例文を思い出してもらえば分かります。
なんだか抽象的で、フワっとしていまい、話が着地していない感じがします。
字数の制約から、抽象的な話は書けないのです。
そして、具体的な方が
- 簡単な英語で書ける
- 自由に書ける
点で、優れています。
例題:「あなたは起業するとしたら、どんな会社を設立したいですか?」
ダメな例:世界を変えるような、革新的な商品を作る会社にしたい。
良い例:スマホ用のゲーム会社。まずはパズルとRPGを組み合わせた、無料のスマホゲーム作りたい。名前はパズd・・
ゲーム会社が書きにくければ、「アパレル」でも「出版社」でも、なんでもOK
自分が書きやすい会社を、自由に選択すればよいだけです。
以上、 話をまとめると
- 「小学生ならどう書くか?」と考える
- お利口な内容にする
- 具体的に書く
の3つになります。
使えそうなものから、試してみてください。
思いつかないは、ある種の「逃げ」かも・・?




少々、厳しい意見かもしれませんが・・
「日本語でも思いつかねぇし! だから出来なくても仕方ない!」
と開き直ってはいませんか?
英作文を勉強しないための言い訳です。ただの逃げですね。
(高校の同級生にも、こういうタイプがいました)
ただ、それはスゴくもったいない。
英作文は少し勉強すれば、誰でも【得点源】にすることが出来ます。
長文問題よりも、コスパは良いでしょう。
食わず嫌いをせずに、しっかりと勉強してもらいたいです。
勉強の方法は、↓の記事にまとめてあります。




「内容が思いつかない」なんて事は、ありえません。
ただ、「慣れていない」だけです。
勉強を進めているうちに、そんな悩みは忘れてしまうでしょう。
最後に偉そうなことを言いました。すみません。
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